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SERVICE
エバラ両吸込渦巻ポンプ分解整備
エバラ両吸込渦巻ポンプ分解整備を行いました。
分解
シャフトの軸封部はグランドタイプからメカタイプに改造されていました。
反駆動側は改造して、シャフトを新作し交換しました。
メカニカルシールはラッピング補修致しました。
シャフトスリーブ摩耗が生じておりました。
シャフトスリーブを新作致しました。
インペラとライナリングの隙間は基準値によりも広く不良と判断しました。
ライナリングを交換しました。
駆動側
ライナリング内径 | Φ355.25 |
インペラ外径 | Φ351.80 |
隙間 | 3.45 |
隙間基準値 | 0.85~1.007 |
反駆動側
ライナリング内径 | Φ358.10 |
インペラ外径 | Φ355.00 |
隙間 | 3.10 |
隙間基準値 | 0.85~1.007 |
ベアリングケース、シャフト外径、両方も基準値により、不良と判断しました。
駆動側
ベアリングケース内径 | Φ200.00+0.1 |
ベアリングケース内径基準値 | Φ200.03以内 |
シャフト外径 | Φ110.00-0.03 |
シャフト外径基準値 | Φ110.00以上 |
反駆動側
ベアリングケース内径 | Φ200.00+0.2 |
ベアリングケース内径基準値 | Φ200.03以内 |
シャフト外径 | Φ110.00-0.01 |
シャフト外径基準値 | Φ110.00以上 |
ベアリングケースに溶射修正加工致しました。
シャフトを新作致しました。
軸封部の隙間(ネッキブッシュ)
駆動側
現状ケーシング側 | Φ159.00 |
現状スリーブ側 | Φ139.20 |
現状隙間 | 19.80 |
隙間基準値 | 0.5 |
反駆動側
現状ケーシング側 | Φ160.00 |
現状スリーブ側 | Φ139.20 |
現状隙間 | 20.80 |
隙間基準値 | 0.5 |
ブッシュを新作致しました。
スリーブヘッドに損傷が見受けられました。
スリーブヘッドを新作致しました。
シャフトとオイルシール当り面に摩耗が生じていました。
シャフトを交換しました。
反駆動側ベアリングカバーと合わせるオイルシールは無い為、シャフトを固定する為、ベアリングカバー、カラーに新作致しました。
新旧部品の交換を行いました。
メカニカルシールを組立致しました。
気密テストを行い、漏れないことを確認致しました。(0.6Mpa 0.5h)
組立、塗装
インペラの動釣合試験を行い、成績書を別紙添付致しました。
備考:前回改造されており、反駆動側スラスト機能が出来ておらず、シャフト新作及び改造を行いました。
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